なんか、イラストアップを待つ間に没イラストギャラリーが開設されましたよ?
基本的には、まほそとトビスケの協議の末、
「ぼつりぬす」「ぼつりぬす?」「んー、ぼつりぬす」
みたいな感じで表舞台から消し去られるわけですが、ときおり
「コレじゃないロボ」(トビスケ判定)
でやり直しになることも、あります。
昔はイメージ構築を「よーいどん!」でやっていたのですがいまでは
「口で説明するより書いたほうが早い」というわけで、
文字原稿UP→イラスト作業開始、となっています。
それでも、なかなかイメージを完全に擦り合わせることは、むずかしい。
そういうとき「ぼつりぬす」が発生するのです。
ここには、そうやって葬られたイラストたちの怨念がおんねん。
……さあっ、先生は先に行っているぞっ!!
まずは、これ。
シオンとイズマが並んで水着でアシュレを眺めてるシーンのやつ、ですね。
プリプロの時に書いたヤツで、かなりラフ。イズマは完成形なんですけど、ねえ。
姫の水着は透け感が良く出ていて、こっちの方が好きそうなヒトもいるんですが、
上下セパレートの描写があったためにお蔵入り。
さらにこれ
ちょっとまえにtwitterで喚いていた「馬二人乗りって、どこ乗るんだよ!」事件の元凶。
「え、騎士と姫がお馬さんに乗るのって定番っしょ」という皆様の夢をぶち壊す一撃。
「たぶん専用の鞍を作らないと乗れない」が僕らの回答です。
ファンタジーだからなんでも「魔法で解決すればいいだろう」ってわけにはいかんのですよ。
特に、絵は物理的にある程度以上つじつまが合ってないと、肝心の「魔法」が解けちゃう。
そのへん、尊敬してやまないイラストレータ:藤井英俊さんとかは、
やっぱりわかっていらして、
「深淵」とかの騎兵のイラストの鞍には、マージンみたいなスペースがあるんですよね。
嘘のつき方が巧み、というか。
まほそも「やっぱすげー」と感心してました。
んで、これ。
わざと掃除せずにUPしてあります。うっすら、後ろの攻城兵器が見えるかしらん。
これが「コレじゃないロボ」の犠牲者なんですよ。
もー、攻城兵器みたいな複雑な構造物を「ぼつりぬす」にするのは
ほんっと気が咎めるんですが破城鎚(バッテリング・ラム)がついてて、
それが作中描写とバッティング(うまいこと言ったつもり)。
「ごめん、描き直して」と言ったトビスケに「いいよ」と二つ返事してくれたまほそが素敵。
(じっさいは、ワンパンくらいまいした、ええ)
おおっ姫っ
これは水着コンペで落ちたヤツ。手間ぁかかってんですけどね。
もうちょっと、もうちょっと、て感じです。(いま見ると、けっこういいな)
んで、このへん。すっげえ手間かかってるし!
ちょっと体格の問題とか、なによりアシュレの表情が暗くて、没。
まあ、このへんはどっかで「セメタリーからアシュレをピック。プレイします」みたいな
ことが起こるかも?
部分のUPを参考まで
ひいいいっ、ちょっと目を覆いたくなる手間だ。
同じく、イズマ大将。これはまだ作業途中ですな。
シリアス版のイズマを最初に描こうとしたまんま、ちょっと寝かせてある感じ。
甲冑が「金貨で出来てる」という酷い設定のため、まー資料買った買った。
え、モノホンじゃないよ?
博物館とかの「なんちゃら文明展」とかの分厚い目録を古本屋さんで。
さて、どうでした?
ぼつりぬす原画展たのしめましたか?
また随時開催していくので、ヒマになったら来てくださいね!
1. John