というわけで、前回反響があったのかなかったのか、いまいちよくわからんボツ画展覧会が、
また来ちまいましたよ?
今回は、ボツ画というか、設定画みたいなものも紛れてます。
よーし、みんな揃っているな。はぐれるんじゃないぞー、先生についてこいよー。
まずこれー、ムシだな。
「燦然のソウルスピナ」には11の魔の氏族が存在するが、そのひとつ、「袋虫」だー。
こいつらは、通貨や財宝に「保護の呪い」をかけて、それらが損なわれないようにする特質を持っている。経済をひたすらに発展させることを存在意義とする連中だ。
なんでも食うし、こいつらの排泄物は「黄金」であるから、王侯貴族たちがこぞって探索に明け暮れる変わりダネだ。
とくに悪さをするわけじゃないんだが、コイツをめぐって周囲がおかしくなっちまう、という厄介な存在でもある。ちょっとやそっとじゃ、殺せないしな。
「燦然のソウルスピナ」の登場人物:イズマの「古代金貨のスケイルメイル」には、
こいつらの「保護の呪い」がかかっている。
着用者じゃなく金貨を護る呪いを防具に転用しているんだな。
つぎはこれー。聖遺物管理課の職員として仕事をするアシュレとアルマの図だー。
すんごい初期の画なので、ツッコミどころが満載だが、たしか、アシュレの「平服」を
把握しようとしてた頃のだな。
古代史に興味のあるアシュレは、聖騎士としての職務より、こっちのほうが性に合っているって
エピソードを書いた頃のヤツだ。
アルマさんが巨乳ぽいのが、ちらっと確認できる。
どうしたー、先生は絵の解説をしているだけだぞー?
いいかー、次、いくぞー。
これはアシュレの竜槍・シヴニールの設定画だな。別段ボツではない。
アシュレのプレーヤー、某UZくんが「光学兵器使います」って言ったのがそもそもの始まり。
「え、それはレーザー的なもの?」「や、どっちかっていうとビーム系?」
「メガ粒子砲的な?」「あ、それで」
いや、それは光学兵器ではない、と突っ込むことになるのだが、まあ、とにかく大変だった。
おまけにトビスケがつけた最初の名前はフラスニールと言ったのだが、
これがコンピュータRPGの元祖に連なるあのWizの「ダイヤモンドの騎士」の装備とかぶってて、悶死したのを憶えている。
(PC版ではラスニール、FC版ではハースニールと記述されていたはずだが、たしかにフラスニールとも読める綴りだったのだ→「Hrathnir」)
どこかですり込まれていたのか。
次、行くぞー!
ほいで、これ。これも別にボツではない。装備品の検討画稿だ。
第一話のクライマックス直前で出てくるアイテムなんだけれど、右手用武具なんだよね、
ほんとは。
ただ、装甲位置をどうするか迷っていたので左手になっている。
アシュレの半裸が拝めるんで、なんかサービス? と思って掲載しましたー。
サービスってなんだー?
次で最後だぞー!
最後の絵はこれだー。
イズマが占術を使うシーンの別アングル。小物がごちゃごちゃするシーンはなんどもなんども
検討がなされている。(本文掲載の絵も、ほんとはOK版ではない)
いろんな映画でもアニメでもそうだけど、たった半秒のシーンにどんだけモノを
使っているんだって、それを全部ヒトが作っているんだって、思うと、ゾッとする。
すごいよねえ。
ボクらもあんなふうに出来るように、がんばらねば。
さて、どうだったかなー?
ちょっとは退屈がしのげたかなー?
次はなんか、全然関係ないSF系の絵を載せるか、とか考えてまーす。
ではー。
とも思ったんだけど、あまりにさびいしいから、看板絵のロゴなしを最後にするぞー。
素材集とかからの使用はいっさいなし、イスの木目も全部手描きだぞー。
イズマがハラスメント行為に及んでいる乳の持ち主は「イリス」という。
第一話のどっかで出てくるぞー。
じゃなー。先生、このまま、直帰するぞー。じゃなー。